FC2ブログ

2013年05月

落書きの勧め

生徒のクロッキー帳の中をのぞいてみましょう。
そこには、課題に対しての生徒個々の取り組みの過程が生々しく残っています。それは、とても魅力的で個性にあふれた「考え」の宝箱です。ここに紹介する2年生の「アイデアスケッチ」は、現在、取り組んでいるポスター課題のアイデアスケッチです。なんとなく描いたもの、気持ちが入ってきっちり描いたもの、途中であきらめたアイデア、課題とは全く関係なさそうなスケッチ、それに落書き・・・・。これらすべてが「課題作品」として成立するわけではありません。しかし、この「考えること」が大事なのではないでしょうか?だから、「落書きも宝、描いたものは絶対消さない。」これがデザイン表現科の合言葉です。

fukushima001.jpg
2年 福島クレアさん 記事のタイトルをクリックすると残りの画像が見られます

1年生、初作品!

1年生の「造形表現」の最初の課題は筆と絵具の使い方の演習。小さな頃から使い慣れているはずの描画道具ですが、案外難しい。それはこの二つの道具で「色を塗る」という意識が強いからです。鉛筆で下絵を描いて、色を塗る・・・「塗る」のではなく「描く」演習です。まず、制限時間1時間、画用紙の大きさは四つ切の大きさ。下書きはしない、モチーフを目の前に置き、観察しながら筆と絵具で一気に描きあげます。描きながらリンゴについて一言考え、最後に文字で付け加え、サインをして完成。大きな絵手紙が完成しました。

noguchi miyu001
瀬戸口美優さん

nakano akari001
中前朱理さん

服飾デザインに挑戦

テレビ和歌山の番組「ちゃぶ台」の中で出演している「Fun×fam」というアイドルグループをご存知でしょうか?この番組の企画から誕生した、和歌山市内のダンススクールに通う平均年齢12歳の地元・和歌山が大好きな女の子たちで構成されたアイドルグループで、マリーナシティを中心に様々なイベントに参加し、活動しています。このグループのユニホームをデザインしませんか、という企画が今年の初め舞い込んできました。この企画、現在、3年生の「総合的な学習の時間」で取り組んでいます。(K)

P4300013.jpg

その授業の様子を取材に来ていただきました。
放送は5月下旬の予定だそうです。もし、よろしければご覧ください。

P5073995.jpg

どの作品が欲しい?

4月25日、大阪中之島にある大阪国立国際美術館に行ってきました。
本科では毎年の春の遠足は、関西都市部にある美術館を訪ね、
鑑賞授業の一環として取り組んでいます。今年の目的は、「もし、あなたが美術館に展示されている作品を一つ買うとしたら?」がテーマです。ワークシートに「作品名・作家名」「その作品に惹かれた理由」「作品をどこに飾るか」を書き込みます。生徒たちに最も人気があったのが「美の饗宴展」に展示されていたアンゼルム・キーファーの「星空」。
心ひかれた理由は・・・
「瞑想している男性に自分を重ね合わせた」「星空がきれい」「視界いっぱいに広がる黒。本当にその場にいるように星空が広がっていた」など
どこに飾る?は・・・
「ガラス張りの部屋に飾り、作品と本当の星空をいっしょに見たい」「悩んだとき、悲しいとき、不安なとき、何時間も作品に入っていたい」など

13ensoku001.jpg
コレクター気分になっての作品鑑賞も良いものです。