FC2ブログ

構図の勉強にいかが?

絵の要素として必要なことは色と形・・・・そして「構図」
四角い(丸い)画面に、「何を」どのような「場所に」描きいれるか、という問題は、色や形と同じように(いや、色や形以上に)大切な事柄です。この構図についてわかりやすく解説してくれている新書を見つけました。
構図がわかれば絵画がわかる(布施英利・著 光文社新書)
美術史の中に登場する様々な作品を事例に、作品の魅力に「構図」がどのようにかかわっているのかを著者の視点でひも解いています。たとえば、冒頭に紹介されているオランダの画家、フェルメールの風景画(デルフトの眺望)。画面手前左の二人の人物のあるなしを図版で紹介しながら、なんでもない風景が、この二人の人物を入れることによって広々とした美しい風景画に一変する「構図」の大切さを示してくれています。

doruft001.jpg

構図の意味を知ることは、絵を見るのが好きな人はより深く鑑賞できますし、描く人は、自分の作品をより魅力的に見せることができる。そんなことを考えさせてくれる内容です。文章も親しみやすく、きっとお役にたてる本です。デザイン表現科生徒諸君もぜひ読んでみてください。(K)